埼玉平成高校では、日本の伝統芸能への見識を深めるとともに情操教育の一環として、
国立劇場で行われる文楽鑑賞教室に参加しています。
独立行政法人日本芸術文化振興会が運営する国立劇場は、
人形浄瑠璃文楽をはじめとする日本の伝統芸能の保存と振興を目的として、
昭和44年から継続して文楽鑑賞教室を開催しており、
ここでは文楽の魅力を分かりやすい解説を通して学び、名作をじっくり味わうことができます。
今回は、軽妙な踊りで五穀豊穣・子孫繁栄を表す『団子売』、
解説『文楽の魅力』、そして三大名作のひとつである時代物の傑作『菅原伝授手習鑑』という
組み合わせを鑑賞しました。
人形遣いによる熟練の技術はもちろんのこと、目の前で行われる太夫の語り・三味線の演奏の迫力に、
生徒たちも圧倒された様子でした。