2学期の始業式が行われた9月1日(土)の午後、中部大学教授の井上徳之氏をお迎えし、
2回目となる「科学プレゼンテーション」が実施されました。
第1回(8月6日開催)に参加した生徒とともに、今回新たに参加した生徒もいたことから、
復習的な内容も含めてご指導をいただきました。
最初に、「プレゼンテーションにおける大切なこと」は3つあるというお話がありました。
① 伝えたいことを伝える「技術」
② 4つのテクニック(ジェスチャー、ポスチャー、ボイス、アイコンタクト)
③ プレゼンテーションの型:Introduction, Body (Topic①②③), Conclusion
まず、「伝える」技術を練習しました。
重要なのはアイコンタクトなので、二人組を作って見つめ合う練習を行いました。
プレゼンターと聴く人のリーダーシップを育てられるよう、相づち、褒める練習もしました。
聴く人を、一人から複数に増やしてプレゼンテーションの練習をします。
立ち位置や、ジェスチャーも自然に入れられるように工夫しました。
いよいよプレゼンテーションの型をマスターする段階に入ります。
パワーポイントの構成は、表紙・1枚目のシート=Introduction(導入、前書き)
・2枚目のシート=Body(内容部)・3枚目のシート=Conclusion(結論)とし、
Bodyではトピックを3つ(1, 2, 3)にまとめます。
各個人が日本科学未来館で調べてきた事項を記入しました。
内容について、先ずテーマについては「すごいと思ったこと」、「体験して印象に残ったこと」、
「話を聞いて興味を持ったこと」など、1分で話せる程度のものを作成するよう指示がありました。
プレゼンテーションを行う上で重要なことは、「3の法則」(rule of three) で、
聴く人の印象に残るのは3つまでであるというお話もありました。
最後に、参加した生徒ひとりずつが感想を述べました。
出席した生徒たちからは、「楽しかった」「プレゼンテーションでシートの作り方が深まった」
「これからの人生でもプレゼンテーションの機会があるので、活かしていきたい」など、
満足した様子が伝わってまいりました。