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埼玉平成中学校 入試広報部ニュース
No.71
平成22年10月16日発行
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こんにちは。埼玉平成中学校入試広報部です。埼玉平成中学校では、本校生徒の活躍や学校の様子を、できるだけわかりやすく、受験を考えている御家庭にお届けするために、このようなニュース形式で情報発信しています。
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秋まっただ中、観光地では紅葉が見ごろになってきている頃でしょう。1年で1番気持ちの良い季節だともいわれています。
さて、今回の入試広報部ニュースは、「教員によるリレーコラム第15回」、国語科の鹿山広人先生です。
それではどうぞ。
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市川先生からバトンを受け取りました鹿山です。
子育て「補助」奮闘中の35歳(男性)です。
第3学年主任/担任。担当教科は国語。部活動においては、剣道部の顧問をしています。
さて、皆さんは「セルフエスティーム」という言葉を聞いたことがありますか。
「セルフエスティーム(Self-esteem)」とは、「自尊心」という意味です。「自己肯定感」と言う場合もあります。自尊心とは、自分を尊重する、大事にするということですから、それがあるかないかで毎日の自分の気持ちが随分違います。
ちなみに「鬱病」になりますと、セルフエスティームが下がり、自分のことを価値のない人間だと思いこみます。と同時に自分の長所を見つけることができなくなります。
ところで、私たちは人とのお付き合いの中で、自分のことを話すのに様々な工夫をします。例えば、こんなことを言ったら変に思われるだとか、嫌われるからいわないでおこうとか、これを言ったら好かれるだろうとか、このように、自分の発言には気をつかうものです。もちろん誰にでも「嫌われたくない気持ち」は多少なりとも共通してあると思います。そしてこの感情はセルフエスティームと関係があるのです。
私たちは本能的に、セルフエスティームを守ろうとします。そして、セルフエスティームが低ければ低いほど、強くそれを守ろうとします。例えば、セルフエスティームに自信のない人が、一生懸命親切にして誰かに気に入られたがったり、ちょっとしたことで怒りだし、相手の悪い点などを指摘したりする行為などは、セルフエスティームを守るため、または上げるためのものとしてみてよいでしょう。
先ほど述べた「鬱病」中に起きるセルフエスティームの低下は、自分のセルフエスティームを守ることができなくなってしまった状態を意味しているのです。
こうして見てみると、教育の目的は、子ども達の「セルフエスティームの向上」にあるといっても過言ではないと感じます。
(セルフエスティームが低い子どもばかりの学校。魅力ありませんよね。)
子ども達のセルフエスティームを向上させることが、私たち「オトナ」に課せられた使命だとも言えます。
子ども達の「セルフエスティーム」を向上させる方法のうちの一つ。
それが「教えて、ほめる」ことです。
「教えて、ほめる」ことを教育の中心に据えることで子ども達の自尊心は向上します。自分を大切にし、尊重できる子どもに育ちます。
また、自分を大切にし、尊重できる子は、他人も大切にし、尊重できます。
自戒を込めて申し上げますが、「教えず、叱る」指導もかつては行われていました。そのやり方では子ども達のセルフエスティームは向上しません。
もちろん、「叱る」ことが必要な場合もあります。
ただ、「教えて、ほめる」ことが、子ども達の自尊心の向上に一番効果的な指導法だと言われています。
「甘やかす」のでも「おだてる」のでも「迎合する」のでも「おもねる」のでもありません。
「教えて、ほめる」こと。
私が最近、肝に銘じている言葉です。が、なかなか上手にできません。
しかしこれからも、子ども達の「セルフエスティーム」を向上させるべく、修業していきたいと思います。
最後に、子ども達の「セルフエスティーム」を向上させるためには、まず私たち「オトナ」の「セルフエスティーム」を向上させなければならない、ということを追記し、筆を擱きます。
では、森田副校長先生にバトンをお渡しします。
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思わず自分と照らし合わせてしまいました。今回もためになるお話し、ありがとうございました。
次回はいよいよ森田茂副校長です。お楽しみに。
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10月9日(土)に開催予定だった体育祭が雨で延期になり、14日(木)に無事開催されました。前日には突然の集中豪雨があり、早朝より懸命のグランド整備をおこない、なんとか開催にこぎつけました。
平日にもかかわらず、大勢の保護者の皆様がお越しくださいました。さすがに小学生、受験生の姿はありませんでしたが、ぜひ見ていただきたかったと思える、大変素晴らしい体育祭になりました。この模様は今後、ホームページに動画でアップされますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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《平成22年度 生徒募集行事》
第4回学校説明会 11月6日(土) 10:00~11:30
授業見学もできます。予約不要。ぜひご来校ください。
★入学願書を無料配布いたします。
★「生徒による座談会」を予定しています。
入試問題解説セミナー 11月23日(祝) 10:00~12:00
要予約 電話、FAX メールで受付中。
詳細は本校ホームページでお知らせしております。
http://www.saitamaheisei.ed.jp/htdocs/jh/shjh-index.htm
をご覧下さい。
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《編集後記》
今朝の読売新聞(埼玉版)の記事に、「私立中高一貫校に勢い 少子化の中 定員急増中」とありました。“県立王国”と言われた埼玉県、長く私学は“県立のスベリ止め”という存在だったのが、本格的に大学入試を狙える私学が急増、入試の勢力地図が塗り替えられる勢いなのだと、記事には書かれています。また、“難関大学受験に対応できるように一般クラスとは別枠で特別クラスを設置する学校が目立つ”とも。
これ、本当のことです。
私学はいま、強烈な競争原理の中で、食うか食われるかの真剣勝負のど真ん中にいます。各校、智恵を絞り合って、進学実績の向上に血眼(ちまなこ)になっています。いや、実際には進学実績だけではありません。人間教育・情操教育やキャリアデザインなど、多岐にわたる「教育」を、どこも大切にしています。もちろん、本校も例外ではありません。選抜クラスや進学実績向上のための進学情報室の設置など、毎年のように改革を続けています。また、本校の生命線と見える“面倒見の良さ”は、絶対にどこにも負けないという自負があります。
学校説明会では毎回、必ずこのようなお話をさせていただいておりますが、選んでいただいて絶対に損はさせない、そんな心構えが伝われば、と思います。
そんなことを思いながら、身の引き締まる思いで今朝の記事を読んだ次第です。
勉強、スポーツ、読書、そして食事(笑)。充実の秋のまっただ中です。どうか健康で実りのある毎日をおすごしくださいませ。
ではまた次回、お会いいたしましょう! お元気で。
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埼玉平成中学校
〒350-0435 埼玉県入間郡毛呂山町下川原375
TEL 049-294-8080 FAX 049-294-8050
http://www.saitamaheisei.ed.jp/htdocs/jh/shjh-index.htm
発行責任者 学 校 長 山口 徹也
編 集 入試広報部 野尻 忍
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