「悠久園」は、毛呂山町を代表する特別養護老人ホームです。
１２月１４日（月）、中等部２年生はこの「悠久園」にボランティアの精神と目的、そして意義を学ぶため訪問しました。
「悠久園」の職員の方たちは、とても温かく生徒達を迎えてくれ、４班に分かれた生徒達は、新館・本館４Ｆ・３Ｆ・２Ｆにそれぞれ分かれて活動しました。
活動の内容は班によって様々。車いすの掃除、お部屋の窓ふき、ベッドの下まできれいに掃除機がけ、廊下のはき掃除、クリスマス会のポスター製作、そしてご老人との語らいなど、あっという間の１時間半が過ぎてしまいました。
悠久園をあとにする時、園長の小林様から「いつでも気がねなく、長い休みの日などを利用して、是非私たちの施設に来て下さい」とお話をいただきました。代表の生徒から「充実した時間をありがとうござました」の言葉を残して、学校に戻りました。
今回の悠久園訪問は徒歩での移動です。学校からおよそ２０分、生徒達は落ち葉を踏みしめて武蔵野の面影を残す細道を並んで歩きました。学校の周囲にこんな自然が残されているのかと、生徒たちが感じることができるのも、この悠久園訪問のひとつの楽しみです。
本来の目的と一緒に、同じ目的、時間を共有することによって、クラスの一体感が強まって行くのが感じられのも、このボランティア学習の良いところです。
いよいよ学期末、長い冬休みを前に、毎日の学校生活とは一味違った行事への取り組みで、またひとつ生徒達の心の成長が感じられた、そんな悠久園訪問でした。
