平成26年5月25日~30日まで、中等部3年生がオーストラリア語学研修旅行に行ってきました。
天候にも恵まれ生徒一人ひとりの「積極性」の光る、「自律」が芽生えた、有意義な行事でした。
◇1日目◇
川越駅→成田空港→(機内泊)
◇2日目◇
ゴールドコースト空港→ポイントデンジャー→カランビン野鳥園→ミッジンビルヒルファーム
オーストラリアは冬間近でありながらも、突き抜けるような青空でした。
クウィーンズランド州とサウスウェルズ州の境にある岬「ポイントデンジャー」では、その海と空の青さに感動し、機内泊からくる眠気も吹っ飛んだようです。
「カランビン野鳥園」では、レインボーロリキートやカンガルーの餌付け、コアラの抱っこ写真などを体験しました。
ミッジンビルヒルにてファームステイ。支配人のトニーさん一家やその二人の息子たちに積極的に英語で話しかける姿が見られました。
夜になってもお天気は続き、天の川が浮かび上がり、南十字星などが輝く満天の星空を堪能しました。
流れ星も時折見られる中、キャンプファイヤーでトニーさん一家と語らいました。
◇3日目◇
ファームステイ アクティビティ、ブッシュダンス
この日も「夏」のような快晴に恵まれました。
青空の下、カヌーや乗馬、アーチェリー、そして水生生物調査などの各アクティビティに生き生きと取り組みました。
また、夜には地元のバンドの生演奏で伝統的なダンスや、ウォルシングマチルダの合唱を楽しみました。開始後すぐにボルテージは最高潮。ファームステイ二日目の夜もあっという間に更けていきました。
◇4日目◇
スプリングブルック→ムービーワールド→ゴールドコーストメインビーチ→ホテル泊
2日間一緒に過ごしたトニーさん一家との別れを惜しみながらも、バスで世界遺産「スプリングブルック」へと移動しました。
何種類ものユーカリの木が生い茂る林や、絶景の展望台などを見学し日本との生育の違いなどを学びました。
ムービーワールドでは、英語での注文に戸惑いながらもテーマパークを存分に楽しみました。
◇5日目◇
マーウィランバーハイスクール→ゴールドコースト自由研修→ホテル泊
マーウィランバーハイスクールではバディ(ペア)との1対1の交流がメインの活動です。文通でお互いのことを知っていたためか、バスを降りるや否や会話を始める姿も見られました。
最初はなかなかバディと話すことができなかった生徒も校舎を回ったり、一緒に学習やゲームをしたりする中で打ち解け、積極的にコミュニケーションを楽しんでいました。
文化交流では、AKB48のダンスを日豪が一緒になって踊るなど両校が一つになる場面も見られました。
お別れのシーンではバディとなかなか離れられず涙を流す生徒もいるなど、深い交流ができた学校訪問になりました。
ゴールドコーストの自由研修では、ビッグサイズの牛乳など、日本とのスケールの違いに驚く生徒が多くいました。
◇6日目◇
ゴールドコースト空港→成田空港→川越駅
この語学研修旅行では、生徒一人ひとりが、自分で考え、自分から動き、自分から話すということが一貫してできていました。学年としても自信をもつことができ、川越に着いた生徒たちの顔はたくましいものに変わっていました。
また、留学などの外国への思いを強くした生徒や、英語学習への意欲が高まった生徒も多くいます。
この行事を通して得たものを糧として、今後の学校生活に生かしていきたいと思います。
マーウィランバーハイスクールのバディへは継続して文通を続けています。
なお、オーストラリア語学研修旅行の写真は後日販売がございます。