1年生は、4月15日(日)~17日(火)の2泊3日、移動教室で箱根へ行ってきました。
この移動教室は、入学後間もない1年生が高校生活のルールや心構えを学び、仲間との親睦を深めながら、
充実した高校3年間のスタートが切れるようにするという目的のもと実施しています。
杉木校長先生からは、
「これからはAIの時代。10年後には、今ある仕事の約半分がなくなってしまうと言われている。
皆が大人になる頃には、就きたいと思っている仕事がないかもしれない。だからこそ、
AIに負けない力をこの高校3年間で培おう。」
と熱のこもったお話がありました。
さらに進路指導部長からは、
「皆が大学受験を迎える2020年から、入試制度が大きく変わる。皆はその一期生。
早くから自分の進路について考え、情報をキャッチし、自分の将来を切り拓いていこう。」
というお話がありました。
2日目は、芦ノ湖周辺のハイキングと遊覧船乗船に出かけ、生徒たちは澄んだ空気の中で、
友達と語らい、交流を深めました。夕方には、クラス対抗校歌コンクールが行なわれ、各クラスが、
合間を縫って練習した覚えたての校歌を、ステージ上で一生懸命歌いました。
今年は、例年になく大きな声が出ていたように思います。
そして3日目、帰路につく頃には、顔つきもすっかり埼玉平成高校の生徒らしくなり、
友達や先生方と打ち解けている姿が見られました。
3日間を振り返って、生徒たち1人1人にとって実りの多い移動教室であったと思います。
ここで得たことをこれからの生活に活かしていって欲しいと思います。
最後に、移動教室を終えた生徒の感想をご紹介します。
「2泊3日の移動教室があっという間だったように、高校3年間もきっとあっという間だと思う。
だからこそ、友達を大切にし、勉強も部活も全力で頑張りたい。
卒業の時に、『充実した3年間だった』と思えるようにしたい。
そして、AIに負けない、自分にしかないものを埼玉平成の3年間で見つけられるようにしたい。」