2月に実施される、中学生全員と一貫高等部(S選抜クラスの生徒と希望者)の生徒による生徒研究発表会。
生徒は1学期に研究テーマを決定、毎年、個性豊かでユニークなテーマが多数選ばれます。
(テーマ例 中学1年生)
「記憶力を高める方法」「言葉の力」「リニアモーターカー」「なぜ日本は漢字・ひらがな・カタカナを使うのか」
「スマホ依存症」「血液と生活習慣」「キリンの骨の仕組み」
コロナ禍の今年、発表する生徒はスタジオ(コンピュータ室)から、カメラに向かって研究成果を発表。
発表生徒の顔とパワーポイントの映像は、各教室にGoogleMeetで、各家庭にYouTubeでのライブ配信。
緊急事態宣言下での臨時休校中に実施した、オンライン授業の経験が活かされた。
今年度最優秀賞 クラゲの生息水温と体長の関係を他の生物とデータで比較・考察しました
松本愛子さん(中学2年1組)の研究「クラゲの生息地」が選ばれました。
最優秀賞 松本さんの感想(抜粋)
<今回の研究の動機>
なぜ今回クラゲの大きさと生息地の水温の関係を調べようと思ったかというと、
クラゲには大小様々なものがいるので、その大きさの違いにルールがあるのか知りたいと思ったからです。
<研究して改めて気づいたこと>
・クラゲの大きさの法則を伝えるために、グラフには必ずそのグラフが表す目のクラゲの写真と
当てはまる法則、その結論に至った過程を載せました。
・恒温動物、変温動物の大きさと生息地の温度に関する法則を伝える時には分かりやすいように
大きいものと小さいものを比較するように配置したり、グラフになったときの様子を例として伝えたり
したので分かりやすい発表ができたと思います。
<苦労したこと>
・204個のデータを入力するのが大変でした。
・表現や写真などを効果的に使用するために繰り返し微調整したことが大変でした。
・分かりづらい法則の違いを表現するのが大変でした。
<良かったこと・手ごたえ>
・自分でグラフを作ることで、
元の仮説をさらに進化させた自分なりの新たな仮説を作ることができて良かったです。
・分かりづらいのではないかと心配していたところも、
アニメーションやグラフを用いることでちゃんと理解してもらえた所が良かったです。
<次回やるとしたら>
今回調べたデータは日本近海のクラゲのデータだけなので、
次回調べるとしたら更に世界のクラゲのデータも調べてみたいと思いました。